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私の日本一周記(1972年10月号)S47

◆京、北山にナウを見た 大原~花折峠~朽木谷~能見峠  今井彬彦 

◆京都北山を走る  想田国博

◆私の二つの峠越え -麦草峠と大弛峠(長野県)ー  高野公秀

◆カメラ紀行 野呂川・丸山林道を走る(山梨県) 高野 毅

 

f:id:jcao:20180628180818j:plain230円 74頁

◆路傍の文化財 三猿の型  園尾哲郎

◆わがクラブを語る サイクルフレンドクラブの巻  今井彬彦

 

サイクリング歳時記 雁(かり) 小上馬正和       

【巻頭】フォト 扉峠(長野県) 上野修一、田村陽一

    パーツコレクション 風巻 錬

 

#  私の日本一周記  桜井正義               

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・・自転車を持っていない僕なので自転車を求めなくてはなりません。先に述べたように僕はサイクリングの知識も経験もないので、サイクリングの本を一冊買いました。(中略)

 

 日本一周旅行を無事終え、改めて実績のある親切な自転車店に出会った事が成功の大きな要素であることを思い知りました。・・

 

 

 

【どんな時代?】

 カンカン(康康)とランラン(蘭蘭)

 1972年9月の日中国交正常化を記念して10月に中国から贈呈され、上野動物園で飼育された2頭のジャイアントパンダで、一般公開されて日本中に大フィーバーを巻き起こした。

 

 公開初日には見物客が約6万人、最盛期には毎日平均1万5千人が訪れ、長さ2キロメートルにわたる2時間待ちの行列ができ、観覧時間はわずか30秒であった。

 

f:id:jcao:20191117050101p:plain なお、女優の黒柳徹子は、カンカン・ランラン来日以前に、日本でまだ知られていなかったジャイアントパンダを詳しく調べ、広く紹介した。

 

 黒柳は子供の頃、叔父がアメリカからのおみやげにパンダのぬいぐるみを持って帰ってきたことをきっかけにパンダの研究を始めた。パンダの研究は70年以上に及び、日本パンダ保護協会名誉会長を務めている。

                ウィキペディアより

 

 

 

◆京、北山にナウを見た 大原~花折峠~朽木谷~能見峠  今井彬彦

・・いかにもオッチョコチョイで、何となしに奇をてらった標題をつけたものだが、これでも題をつけるだけで四日位かかっているし、多少はこの文章の内容を表していると思う。・・

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・・楽しい快適な道が終わった川合の部落から(能見)峠越えが始まった。はるか山の稜線まで、道路がはい上がっているのが見えた。どうやら押し上げになるようだと思ってのんびり構えて、あまり無理せずさっさと下りて歩き始めた。(中略)

 

 ちょうどお昼近くになって、ほとんど真上から陽がカンカンと当たり、相当な暑さだった。(中略)眼鏡のふちを伝った汗がポタポタとたれる、夏の峠上りのいつもの調子が始まった。・・

                  ※写真は能見峠頂上から

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