ニューサイクリング 図書館

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座談 島野工業を囲んで(1977年8月号)H52

◆サイクリング一年生へのアドバイス

◆ツール・ド・フランス フランスの社会現象だ  ピエール・シャニー 

◆私のフランス遊記 オーダーメーカー  今井彬彦

◆ルネ・エルスの車種を揃えてみる  新田眞志

 

f:id:jcao:20210610012514j:plain380円 132頁

           フランスで見つけた自転車をデザインしたタイル

 

◆アメリカのサイクリスト連盟  石川慶一

◆ラジアルベアリングハブの検討  井上重則

◆これくたーというものは コレクターの心理  今井彬彦

 

◆竹の内から明日香へ  森 一久

◆道標のおはなし  田村陽一

白峰・杉峠(金沢) 堀田一郎

 

権兵衛峠を越えて  岡 邦彦

【巻中グラビア】雨上がりの道 永松康雄 / 私の栂峠  三須雅行

私は自転車をアイス  ピエール・ロック
 

#座談 島野工業を囲んで

 酒井信二(島野工業)、長野正士(同)、長谷部雅幸(同)、横尾 明、瀬尾正忠、原 明吉、今井彬彦(本誌司会)、鈴木幸男(本誌)、今井千束(同)

 

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 今井:一応私のほうで理解している島野の製品についての話題としては、デュラエースシリーズと600のシリーズ、あとは最近の10㎜ピッチの関係の三つじゃないかという気がするんですが。

 

 酒井:従来12.7のピッチが絶対正しいものである。それが全世界的に定着している。これは一つの固定概念だと思うんです。それを10ミリでもちろん軽量化ということを頭に置いて、ああいったものができたわけですが、その10ミリを作り出すことによって一つの固定概念が破れたということです。

 

 

 

【どんな時代?】

 カラオケ 

 カラオケは、そもそも音楽業界の用語で、歌手の練習やレコーディング時に使う伴奏だけを録音したテープやレコードを、「空(から)のオーケストラ」の意で、「カラオケ」とよんだ。

 

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 1970台初めにバー、スナックの客向けのカラオケ装置が登場、人気を得て70年代中ごろには全国に普及し、カラオケということばが一般に浸透した。

 

 この当時のカラオケは、8トラックのオーディオ・テープが主流で、利用者は歌詞カードを見ながら歌うスタイル。

 

 それが、1980年台初めにはLD(レーザーディスク)カラオケが登場。モニターに映し出される背景映像の魅力に加え、色変わりする歌詞テロップによってテープ時代よりも一段と歌いやすくなり、それがカラオケ利用者の拡大に大きく貢献した。

      コトバンクより

 

 

 

 

◆ツール・ド・フランス フランスの社会現象だ  ピエール・シャニー

・・74年も前からツール・ド・フランスは数々の伝説を生みだし、また競争への人気もそれらの伝説によって支えられている。ツール・ド・フランスに参加してくる選手は、そのほとんどが労働者階級、百姓、或いは小さな商店の息子である事が多い。

 

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 それが自転車競技が庶民に好かれている理由であり、また自転車選手が好かれる理由である。

 

 アルプスやピレネーの山の中でメルクスなどの名前を呼ぶとき、人々はこの英雄たちに仲間としての賛辞を捧げているのだ。・・