ニューサイクリング 図書館

ランドナー / 輪行 / 峠 / 地道 / オーダーメイド

誰も言わなかった女性サイクリング(1981年11月号)S56

【林道あ・ら・かると】大笹林道(日光から鬼怒川へ)  鈴木幸男

◆英・仏・米の自転車情報   杉野 安                

◆天草 宮崎〜佐多岬〜開聞岳〜串木野〜天草下島  山本進一 

【アトリエ訪問】ズノウ製作所(大阪市)

 

f:id:jcao:20180727175138j:plain450円 126頁

◆イタリアの少年達の草レース  宮沢清明

◆世界選手権ロード テレビ観戦記  宮沢清明

◆私の自転車 自分史3  今井彬彦

 

2000m級の峠越え その記録と反省 奥秩父・大弛峠 南ア・北沢峠  糟谷武彦

【閑談閑話】旅、そしてその有り様  今井彬彦

 

# 誰も言わなかった女性サイクリング

〇座談会  萱場きよ、棚瀬 延、加藤裕子、尾方理絵、奥山深雪、宮谷容代 

f:id:jcao:20190630063102j:plainf:id:jcao:20190630063146j:plainf:id:jcao:20190630063226j:plain

    左から萱場きよさん、加藤裕子さん、尾方理絵さん

加藤:私はやっぱり自転車で好きだったのは、下りですねあの爽快さがたまらなくて、舗装の下りのほうがこわいですね。スピードがどんどん出ちゃうんで。砂利の下りが好きでしたね。(中略)

 

萱場:私は逆ね。登るのが好き。

尾方:私もです。砂利の登りが一番好き。

萱場:私もそうなの。止めてくれるのね。舗装はだめなのね。滑りそうで。砂利道は何と言うのかしら、登りやすいのね。

 

〇女性用サドルの問題点  ー米女性研究家のレポートを中心としてー  

     井上重則、内田 謙

 

 

 

【どんな時代?】

 第二次臨時行政調査会

 1981年に発足し、鈴木善幸内閣が掲げた「増税なき財政再建」を達成すべく、行財政改革についての審議を行った。会長を務めた土光敏夫の名前から「土光臨調」とも呼ばれる。

f:id:jcao:20191204040059p:plain


 行政改革を謳い文句に、各省間の総合調整、各省定員、予算編成権の抜本的な検討が、政界や財界を中心にして提案された。

 

 程なくして、概算要求基準で予算の伸び率をゼロとする「ゼロ・シーリング」が導入されたが、大蔵省が主導する予算編成権に関する抜本的な変化はなかった。

 

 ただし、政治的圧力や官僚の抵抗を受けつつも、田中角栄等の大物政治家の支持を取り付け、三公社(国鉄、日本電信電話公社、日本専売公社)民営化などの提言は、中曽根康弘政権の一連の行政改革に結実していった。

    ウィキペディアより

 

 

◆天草 宮崎〜佐多岬〜開聞岳〜串木野〜天草下島  山本進一

・・途中のあちこちで降られ、一時は雷に前進をはばまれたりもした。どうにかここまで来たが、この雨だ。チャンポン屋の兄さんも、阿久根までなら車で送ろうと、しきりに同情してくれる。

 

f:id:jcao:20200512184002j:plain

 と、その時だった。十メートル先も見えず降っていた雨のトタン屋根を打つ大音響が、一瞬にして消えた。雨域が去ったとする表現がよかろうか、そこに一枚の仕切板でもあるかのように、雨の壁が遠ざかっていく。

 

 私は兄さんと顔を見合わせて笑い、次に振り返ったとき、もう外には強い日射しがカッと照りつけ、南国の夏が戻っていた。・・

 (*゚▽゚)ノ  この記事の一部をお読みになりたい方はこちら