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アーカイブス 天草一人旅(2009年2月号)H21

◆自転車の旅はやめられない  -北海道合宿によせて  大場ひかる 

◆Bikeでエンジョイするアメリカンライフ  6  山下直彦

◆長谷川弘の私と自転車 ツール・ド・フランスとサドル

【巻頭口絵】イデアル・コレクション

 

f:id:jcao:20191019044420j:plain800円 62頁

       第1回CFCラリーの帰路、蓼科牧場にて(1964年) 長谷川弘
◆道草随想 鬼  小上馬正和

◆Go's Eye  妄想あるいはイメージトレーニング

 

# アーカイブ 今井彬彦の世界 天草一人旅<その二><その三>

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・・一かたまりの漁村が、もううすぐらくなった夕闇の中にくろぐろと、水面に影を落とし、その真中に、高い尖塔をそびえて、その先端の十字架が目にもあざやかに白く光っていたのだった。崎津の部落と天主堂だった。・・

 

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・・それにしても、この静かな平和な、この天主堂を中心としたこの道が、バスの発着所になったり、変な土産物店、ドライブインが出来ることを想像すると、失望を禁じ得なかった。(中略)現在、サイクリストだけが独占することのできる、密かな楽しみがこわされて行く悲しみであって・・

 

 

 

【どんな時代?】

 おくりびと

 本木雅弘が遺体を清め棺に納める“納棺師”を演じる感動のヒューマン・ドラマ。

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 ひょんなことから納棺師となった主人公が、特殊な仕事に戸惑いながらも次第にその儀式に大きな意義を見出していく姿と、故人を見送る際に繰り広げられる様々な人間ドラマをユーモアを織り交ぜ描き出す。

 

 共演は広末涼子、山崎努。本木雅弘が、1996年に青木新門・著『納棺夫日記』を読んで感銘を受け、「おくりびと」として映画化。

 

 アカデミー賞外国語映画賞受賞。モントリオール世界映画祭最優秀作品賞受賞。日本アカデミー賞最優秀作品賞など多数受賞。

      TSUTAYA  HPより    ※一部補足

 

 

 

 

◆自転車の旅はやめられない  -北海道合宿によせて  

           大場ひかる(お茶の水女子大サイクリング部)

・・サイクリング部は、合宿中は皆あまり喋らない。仲が悪いとか、私語を謹んでいるというわけではなく、お喋りで時間をつぶす必要がないのだ。

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 そもそも疲れているし、風呂、炊事、テント張りと、やることがいろいろある。必要最小限の言葉を掛け合って、協力してそれらをこなす。

 

 話さなくても気詰まりではないし、長い距離を一緒に走ってきたという連帯感がある。いつも縄文時代とかの、協同で狩りや漁をして暮らす人たちのことをイメージしてしまう。・・