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特集 旅行車(1967年7月第35号)S42

◆オーダーメイド読本 走行性能  有吉一泰

◆大菩薩・小菅路  高橋裕晴

◆JCAモデルコース  北都留山地(東京)を走って  西脇貞雄 

◆全国都道府県対抗大会  東京・立川市・青梅市

 

f:id:jcao:20201022173958p:plain110頁 180円

 

◆雪の新栗子峠  阿部 洋

◆蓼科白樺への旅  斎藤清志

◆ シクリスム概論 トラックレース種目  鳥山新一

 

サイクリング  山田耕二(小学校4年)

淡路島  鳴瀬博美

 

#特集 旅行車 

(記事中のお車拝見)加藤 孝 / 岩田 博 / 高橋 良 / 河野正夫 / 東郷正延 / 渡辺捷治 

 

・・前に乗っていた自転車は既製品だったものですから、大学に入学してからキャンピングをやりはじめるといろいろ不便な点が出てきましたので思い切ってオーダーすることにしたのです。ですから、最初に考えたのはキャンピング車として荷物を沢山積め、しかも自転車を輸送する時を考えてばらしやすいものをという事でした。

 

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 当然、キャンピング車ですからタイヤは650Bの太いもの、キャリアーは大きくがっちりしたものをということを考えました。

 

 また、旅行車はアクセサリーが多いのでとかくごちゃごちゃしがちですので、ダイナモコードを内臓させ、ブレイズドオン(直付け)を多用しました。キャリアーの取付はルネルスのアイデアをちょっと借りて、カンティブレーキの台座を利用してみました。・・(文章・写真は河野正夫氏)

 

 

 

 

【どんな時代?】

 リカちゃん人形

 ダッコちゃん等のビニール玩具のメーカーだったタカラは、着せ替え人形市場への参入を計画していた。

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 当時人気だったアメリカのバービーやタミー等はサイズが大きすぎたため、日本の住宅事情などに合ったサイズの独自の着せ替え人形として1967年に企画・開発されたものがリカちゃんである。

 

 「リカちゃん」という名前は一般公募で決定されたことになっているが、実際はタカラ側が命名した。日本人でも外国人でも通用する名前をということでリカとなった。

 

 発売から2年後の1969年には日本での売り上げでリカちゃんがバービーを上回った。それ以降、日本の着せ替え人形の女王として君臨しはじめた。

      ウィキペディアより

 

 

 

◆JCAモデルコース  北都留山地(東京)を走って  西脇貞雄

・・4月20日、今日は店が休みで家の者は誰もいない。退屈だ。このコースを何の気もなく開けた。一見面白そうだ。準備の方は以前の旅行のままになっているので簡単だ。じゃあ行っちまえという訳で、一人ノコノコ準備を始めた。自転車の宿泊旅行に一人で出かけるのはこれが初めてだ。(中略)

 

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 実に急な坂だ。これくらいの角度なら登ったことはあるがこの道ではだめだ。砂利道だし、吾愛車のタイヤはすり減っている。

 

 サドルから尻をあげてふんばってもずるずるタイヤがすべる。そのうち自転車君止まっちまった。フロントを36Tにしたら今度はペダルに力が入り過ぎ、48Tの時よりタイヤがすべる。・・

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