◆ツール・ド・美ヶ原に参戦して 鏑木美保子
◆続あんなみち、こんなみち 初めてのフランス ボルドー ユミ
◆中伊豆紀行 修善寺~国士越~湯ヶ島~修善寺 米山由多吉
800円 70頁
アルプス「ローバー」 北海道オロフレ峠
【巻頭】フォト ACCトラック アジアカップ2007 日本ラウンド
◆茶大ランと舞台裏 森本麻子(お茶の水女子大サイクリング部)
◆セミクラッシクス スポルティーフの製作 上田 亨
西加南子・中村弦太・岩田知夏・山本幸平レースリポート
長谷川弘の私と自転車 ルネルスについて
道草随想 御所 小上馬正和
Go's Eye 人生の最後にとっておきたいこと
# 南紀 ・護摩壇山 今西林道を走る 中嶋一雄
・・いたるところで、ごそっ、がさがさ、ぎぎぎーと音がする。熊だったらどうしようと思い、とりあえず家から持ってきた熊鈴を振りまくって進んだ。
ひたすら静寂な南紀の闇夜を切り裂く熊鈴の軽やかな音、なんともシュールな世界である。・・
【どんな時代?】
新潟県中越沖地震
2007年7月16日午前10時13分ごろ、新潟県上中越地方の沿岸海域でマグニチュード6.8の浅い地殻内地震が発生した。最大の計測震度は6強だった。
2004年新潟県中越地震からわずか3年で、再び隣接した地域に大きな地震が発生したのは、この地域がひずみ集中帯に属しているからである。
大きな被害はほぼ新潟県内に限られ死者15人、負傷者2345人、住家全壊1319棟、半壊5621棟などで、地盤変状や液状化などによる被害も目立った。
この地震の震源域にある東京電力・柏崎刈羽原子力発電所では耐震予測を超えた地震の発生で建屋内のクレーンの損傷、変圧器の発火などが起こり、重大事故に発展した可能性が指摘された。
コトバンクより
◆パリ追想 上 加藤 一氏との思い出 今井千束
・・1978年。当時この雑誌の編集長を務めていた今井彬彦の放蕩息子である私は、日本を飛び出しフランスへ旅立った。
地図を頼りにどうにか辿りついたものの、連絡もせずに突然の訪問だったため、当の加藤一さんは不在だった。
自転車を中庭の木に寄りかけて、ボサリと小一時間も待った頃、「お前、本当にパリに来ちゃったのかよ」と背後から声をかけられた。・・
※写真は渡仏前年に作っておいたルネ・エルスでパリの街を走る筆者。撮影は加藤さん。