ニューサイクリング 図書館

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座談会 オーダーメイドの精神と実際(1974年2月号)S49

◆ばがぼんどつーりんぐだいありー フィンランドの巻  城 信夫  

◆ツーリングで知り合った小鳥たち(上)  永松康雄 

◆アフリカ自転車旅行レポート 7 アフリカで思ったこと  中島正満

◆シクリズムよもやまばなし  小松崎均   

 

f:id:jcao:20180702044656j:plain300円 76頁 

◆賀状これくしょん’74

◆フルチョイスシステムのブリヂストン ロードマン

ヌーメア国際ピスト競技会で日本選手好成績 長義和、森幸春選手 

 

【巻頭】フォト 信州ツーリングから  上野修一 

        マイ パスハンティング  福沢宗治

        私たちのクラブミーティングから セロウCTC 三須雅行

 

◆座談会 オーダーメイドの精神と実際

   植原 郭(シクロサロンウエハラ)、広瀬秀敬(サイクルストアヒロセ)

   萩原 浩(アルプス自転車工業)、進行:今井彬彦

 

植原:ある程度自分でやってきた人に対しては、意見を聞くけれども、初めての人に対しては、僕の走り方を教えてしまうという感じです。

今井:なるほどね。ということは、その人の条件に合せて、いろんなことをこっちも考えてあげるということになるわけね。

 

植原:とにかくいったん来た人は逃がすまいという気があるもんだから、少しでもこちらに近づけようとするし、こちらもできるだけむこうに歩みよってみようと、(中略)

 

今井:広瀬さんの場合は、最初にそこまで、その人に寄っていくという感じがあるかしら。

広瀬:寄っていくということは絶対にやらない。だからイヤだったら、それこそイヤだと思って来ないし、何かをもっている人は、それをだんだん直していくわけ・・

 

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【どんな時代?】

 曲がるスプーン

 1973年ごろ、小松左京の『日本沈没』、五島勉の『ノストラダムスの大予言』がベストセラーになり、翌年には伝説のオカルト映画『エクソシスト』も公開された。背景にあるのは、当時の不安な世相だった。

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 そんなオカルトブームのなか、超能力者ユリ・ゲラーがテレビで見せた「スプーン曲げ」のパフォーマンスに日本中の視聴者は熱狂した。

  

 放送の翌日から小学校は大騒ぎ。給食用のスプーンを使って、スプーン曲げに挑戦する子供たちが続出した。

 

 「いくらやっても曲がらないので、しびれを切らして最終的に力で曲げちゃう。それを給食のおばさんがもとに戻すので、給食のスプーンはどれもうねうねになっていました。これは全国どこの小学校でも同じだったと思いますよ」

      ダ・ビンチニュース より

 

 

 

 

 ◆ツーリングで知り合った小鳥たち(上)  永松康雄 

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・・私が野鳥に興味を持ち始めたのは、おととしの9月台風一過の素晴らしい天気の日に、北八ヶ岳の亀甲池でヒガラに出会って以来のことですから、そんに古いことではありません。

 

 その年の冬の間、暇さえあれば図鑑や本を眺め、テープやラジオの放送でさえずりを覚えました。・・

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・・苦しい登りに汗を流している時、息をつかせてくれたのはいつも小鳥達でした。美しい風景をより引き立ててくれたのも小鳥達です。

 

 これからも行きたい所は沢山有りますが、単に標高や距離をかせぐ事無く、より充実したサイクリングを続けたいと思います。・・

写真上はルリビタキ、下はミゾゴイの擬態