◆ミニ・ミニアムステルダム 沼 勉
◆信州の峠二題 ・杖突街道 山本貞夫 ・高峰高原と車坂峠 鈴木 進
◆ムッシュープロオと1時間レコードのこと HAJIME KATO
180円 112頁
◆酒・さけ・サケ 今井春美
新しい道を求めて ー無住部落へー (滋賀県) 児玉藤市
峠越え失敗記(奥多摩) 岩岡清輝
暮坂峠(群馬県) 斎藤清志
【巻頭】フォト 旅のスケッチ帖から 加藤 豊
泥んこ道のポタリング2 ー第2回サイクリングトロフィーに参加してー 高橋行雄
セフティーラリー始末記 神奈川県サイクリング協会 山本貞夫
日光例幣使街道 その2 園尾哲郎
イタリア通信 サイクリングクラブラン参加記 鈴木正文
シクリスム概論 第1編 基礎編 第4章レースの運営 鳥山新一
オーダーメイド読本 第9回 自転車の性能 有吉一泰
#新春双輪随筆
■冬ざれに思う 興津武雄 ■アイデア 菅沼達太郎
■国破れて自転車あり 高橋長敏 ■自転車百年 坪井弥太郎
■自転車競技と八ミリ 野村謙三 ■夜行日帰り 萩原慎一
■サイクリング賛歌 前田安雄 ■転落・下痢・転落 山田鉑雄
■OB会のこと 今井彬彦
・・非舗装の続く街道を大月まで走り、泥だらけ、ぐしょ濡れで駅に到着しました。大月からは一台幾らの輸送料を払い、人間と車と同時乗車で貨物に押し込められ、真っ暗な車内での酒盛りが始まったのです。
新宿に着いた時、車掌から、一般のお客さんに見られるとまずいから、大方ホームから人がはけてから出てくれるようにいわれたことが、いまだに私の耳に残っているのです。・・(山田鉑雄氏の文章)
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【どんな時代?】
川端康成 ノーベル文学賞受賞
受賞したのは1968年で、授賞理由は「日本人の心の精髄を優れた感受性で表現する、その物語の巧みさ」というものでした。
「雪国」や「伊豆の踊子」などの作品で知られる川端康成の日本的な表現が高く評価されたんです。
この受賞には、当時ノーベルアカデミーが、受賞者が西洋の作家に偏りすぎているという批判にさらされていたことも背景にあったようです。
どうやら当時のアカデミーは、西洋中心の考え方から抜け出す姿勢を示す意味でも、日本の作家に賞を与えようと考える中で、川端の評価を高めていったようなんです。川端以外にも、谷崎潤一郎と三島由紀夫なども候補になっていました。
◆雨の三国山越え 原 明吉
・・紅葉は登る程に見事さを増して、霧の中に赤や黄色のカラーをにじませて、ファンタジックな雰囲気をかもし出してきた。
風が少し出て来てポンチョをはたはたなびかせる。晴れていたらもっと楽しいだろうに、本当にぼくあ不幸せだなあとつくづく思った。・・
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