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東京オリンピック自転車競技(1964年12月第12号)S39

◆陸中紀行ー未開と静寂の旅ー  綿貫益弘

◆スポーツ車、部品の寸法 ホイール  前田守一

◆カタログ紹介 サンプレックス / ストロングライト

◆東北四県ツーリング記  武田徳義(ヒロセCC) 

 

f:id:jcao:20201003021825p:plain82頁 150円 オリンピックロードレース

 

【口絵】オリンピック自転車競技

◆ディレイラーの改造  宮地荘一郎

◆チェンジギアについて(二) 今井彬彦

◆近郊公園めぐりコース(毎日新聞社他選定 東京都入選コース)

 

みちのくを行く  長沼秀雄

紀伊半島を走る  菊池昭夫

奥多摩日原サイクリング  石黒広行

 

#東京オリンピック自転車競技

・・個人ロードですざまじいレースが展開され、先頭集団が最後まで5,60人が固まり誰一人として引きちぎる事ができなかった。走路いっぱいに密集してうなりを立てる先頭集団の迫力はものすごいものがあり、ゴールに入る時も一団となって同タイムが多く写真判定でわずかに順序がきまったほどである。

 

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 日本選手もよく健闘し、期待の大宮も最後まで先頭集団の中に居り、4位までくいこんだがゴール前1000メートル位のせり合いで37位になった。・・ 

※写真:最大の急坂にかかる所では一斉に操作するチェンジの音がすごかった。

 

 

 

 

 

【どんな時代?】

 東京オリンピック開催

 1964年10月10日から 24日までアジアで初めてのオリンピック大会として開催され,93の国と地域から 5000人以上の選手が参加した。日本は当時の国家予算の 4分の1をオリンピックに投入した。

 

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 金メダル争いではアメリカ合衆国が 36個で、ソビエト連邦に 6個の差をつけて王座を奪回、日本は 16個で 3位となった。

 

 個人ではマラソンでエチオピアのアベベ・ビキラが 2連勝し、女子体操競技のベラ・チャスラフスカ(チェコスロバキア)や、柔道で日本の神永昭夫を破ったアントン・ヘーシンク(オランダ)らの活躍が光った。

 

 日本の獲得した金メダル 16個は参加史上最多で、これは遠藤幸雄や小野喬らの体操競技、猪熊功らの柔道、三宅義信のウェイトリフティング、女子バレーボールチーム(大松博文監督)などの活躍によるものである。

     コトバンクより

 

 

 

 

◆東北四県ツーリング記  武田徳義(ヒロセCC)

・・朝6時起床して鯵ヶ沢町内を見物し、9時に出発した。道路の状況は昨日より悪くうんざりした。大きい石が道端にごろごろしていて、押して歩いた。最も悪かったのは中山峠から岩崎にかけての下り坂である。二級国道だが道幅がせまく自動車が通るたびに

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車を担いで通過するのを待っていなければならない状態だった。


 とにかく青森県の道路は最低だった。けれども景色の方は最高だ。海岸にものすごい岩がつきでている。それがいろとりどりですばらしいながめである。・・

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