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MASI マジー(1966年1月第19号)S41

◆第20回国体自転車レース

◆日南の旅  綿貫益弘       (*゚▽゚)ノ  この記事の一部をお読みになりたい方はこちら

◆富士スバルラインサイクリング  萩原慎一 

◆スポーツ車、部品の寸法 ネジの寸法  前田守一 

 

f:id:jcao:20201008013352p:plain88頁 180円 

 

◆スポーツ車メンテナンス チェーンホイール  横尾 明

◆カタログ紹介 マジー(伊) / ユーレ(仏)

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全道サイクリングラリー 道南の旅  臼窪重夫

日光ナイトラン  齊藤 清

小河内ダム  近藤利男 

JCAのサイクリング啓発パネル

 

#私の見たヨーロッパの自転車工場 見本市とMASI  杉野 安

・・これらのレーサーの中でMASI(マジー)のフレームが案外に多かった。私は東

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京オリンピックでこの車を見ている。確かモントバーニ・ランカチーなどがこの車に乗っていたと思う。


 このメーカーを尋ねてみたくなり、選手に工場の住所を聞き出してみた。ところが意外にもMASIの工場はこのベロドームの下にあると云うことだった。

 

 MASIの工場はベロドームの観客席の下に、つつましい規模で確かにあった。・・

※写真はマジーの店

 

 

 

【どんな時代?】

 カローラとサニーが発売

 1966年。日産自動車の「サニー」とトヨタ自動車の「カローラ」が相次いで登場し、「大衆車元年」と呼ばれた。     ※下写真左がカローラ、右がサニー

 

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 日産は1959年、「ダットサン」のモデルチェンジを機に新たに「ブルーバード」という名称を与え、トヨタはそのライバルとなる「コロナ」を誕生させ、「BC戦争」とまで言われた。

 

 しかしコロナやブルーバードは、多くの大衆にはまだ手が届かなかったので、日産はブルーバードよりひとクラス下、トヨタは700㏄パブリカよりひとクラス上の開発に取り掛かる。これがサニーとカローラだった。

 

 走りは対照的だった。625kgという軽量ボディと56馬力を発生する1000ccエンジンを生かして軽快にキビキビ走るサニーに対し、710kgのカローラは1100ccで60馬力エンジンがもたらす余裕の加速感と落ち着いたハンドリングが特徴だった。

   東洋経済オンラインより   

 

 

 

 

 

◆スポーツ車、部品の寸法 ネジの寸法  前田守一

・・自転車ネジは一般用のネジとはちがった、特殊な寸法のものを採用しています。このネジは、もともとイギリスの自転車技術協会が定めたBSCが基本となっていて、我国では、JISB0225として規格化されています。

 

f:id:jcao:20201008185920p:plain 自転車ネジは、一般用のネジと比べて、ネジ山の高さを低くとっているのが特徴です。これは自転車部品の多くは、薄肉の所にネジを切る必要があるため、谷の部分の肉厚を確保する必要があるためです。

 

 もう一つ、同じ外径のネジでは、自転車ネジの方がピッチが小さく出来ているということです。これは自転車はかなり激しい振動が加えられるので、ネジのゆるみが出来るだけ少ないようにと考慮した結果です。 

 ※イラストはイラストACのコンヤさん製作

 

 

 

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