ニューサイクリング 図書館

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パリからの便り 加藤 一(1975年2月号)S50

◆杉野安のヨーロッパレポート ミラノにて レース界 ウワサのチャンネル 

◆シマノチームのメカニシャンとして参加したヨーロッパのレース(最終回)中村博司

◆晩秋から初冬への印象 尾鷲~新宮~十津川~五條  高田健司

◆自転車談義 ー大島美之氏の自転車をめぐってー 

 

f:id:jcao:20180703205721j:plain350円 94頁

                  パリの加藤  一氏のアトリエにて

【巻頭】フォト もう一つの道楽 カメラ  原 明吉

     ヨーロッパ駈歩きスナップ 今井彬彦 / 晩秋の大円地越 三須雅行

【巻頭】フォトアッセンブル ブレーキの組付け

 

年賀状コレクション’75   

脱大学サイクリングクラブ=WFR  桐田泰三

アランの軽合金フレーム<分析とその試乗記2>  長谷部雅幸

ポリテクニーク(9) リアディレイラー(続)  鳥山新一 

UCI公認 自転車競技世界記録から

 

# パリからの便り 「随想Ⅰ」  加藤 一

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・・互角に戦うには、特殊な方法を講ずる以外にはないだろう。たとえば、日本チームのキャンプを欧州大陸のどこかへ設置するというような方法だ。

 

 そしてそれが可能になった時、はじめて日本の競技者たちは欧州大陸で縦横にあらゆる競技に参加し、実力を向上させることが出来るだろう。・・

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【どんな時代?】

  港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ 

  発売当初は「カッコマン・ブギ」をA面にして発売されたが、発売前に有線チャートで急上昇したため、発売1か月後に「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」をA面に格上げして再発売した。累計売上はミリオンセラーに達した。

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 作詞は、当時既に本バンドのヴォーカルで作曲者でもある宇崎竜童の妻であった阿木燿子によるもので、阿木の作詞家としてのデビュー曲である。

 

  一寸前なら憶えちゃいるが
 一年前だとチト判らねェなあ
 髪の長い女だって ここにゃ沢山いるからねェ
 ワルイなぁ 他をあたってくれよ
               ・ ・ ・ アンタ あの娘の何なのさ
               〈港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ〉

 

 曲中に何度も登場する決め台詞「アンタあの娘の何なのさ」は、この年を代表する流行語のひとつとなった。

  ウィキペディアより

 

 

 

◆杉野安のヨーロッパレポート ミラノにて レース界 ウワサのチャンネル 

・・アルミフレームに次いで、チタンフレームも数々試作され、数社から販売されている。(中略)チタンはたしかにすぐれた性質も持ってはいるが、ベラボーに高くて、やたら工作のむづかしい材料であることを知っておいてもらいたい。

 

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 チタンは軽いと言っても、比重4.5、つまり鉄とアルミの中間にある。アルミに代えてチタンを使う場合は、軽さが目的ではなく、耐熱、耐蝕などを主な理由に、(中略)しかも意外に耐摩耗性が悪い。バカ硬い癖に接触部分がよく減るのである。(中略)

 

 スギノはチェンホイールをチタンで作って売っているが、これは歯の部分は2000㎞走ったら摩耗が見えてくる。つまり決戦のときだけに使用してもらう為に作っているものである。・・