ニューサイクリング 図書館

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対談 菅沼達太郎氏(1968年3月号)S43

◆厳道峠(山梨県) 高橋裕晴

◆瀬戸路の年越し  安田福成  淡路島~四国            

◆10000キロの自転車旅行2   斎藤 実

◆世界選手権開幕  沼 勉

 

f:id:jcao:20180708191206j:plain200円 108頁

◆旧川越街道 2  園尾哲郎 

◆道坂峠(山梨県) 大島良樹  / 京都へ初サイクリング  福島謙二 

◆シクリスム概論 第1編 基礎編 第5章走路  鳥山新一

 

オーダーメイド読本 第11回 自転車の性能  有吉一泰

春の衛生  今井春美

【巻頭】ウィングナット・コレクション   大宰茂秀

 

 

 

# 連載対談 第2回 菅沼達太郎氏   今井彬彦(本誌) 

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菅沼:昭和の初め頃の下町の商人は自転車を使ってましたがね。その頃の観念というのはね、自転車というのは一年しかもたないんですからね。

 

 一年たったら買い替える。それが常識みたいなんですね。今考えるとおかしな話ですね。

 

今井:そんなに痛んだんですか。

 

菅沼:そんなに痛まないんですがね。しかし一年乗るとフリーやなんか、オーバーホールしないで乗ってるでしょ、だから具合が悪くなってくる。(中略)

 

 その頃は商売をしてる人は、自転車を持っているってことは、その店の信用だったんですよ。あそこの店じゃ三台あるよ。またむこうじゃ買い替えた、景気がいいなっていう具合でね。・・ 

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【どんな時代?】

 巨人の星

 『巨人の星』(原作・梶原一騎、作画・川崎のぼる)は、昭和41年から4年9ヵ月にわたって「週刊少年マガジン」に連載された。

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 父と姉と3人で長屋暮らしをする貧しい少年・星飛雄馬が、もと巨人軍の選手だった父・星一徹の鬼の指導の元で野球の腕を磨き、巨人の星を目指して根性を燃やすという物語だ。

 

 そこで登場するのが、幼い星飛雄馬の上体を革ベルトとスプリングでギリギリ緊縛するという、あの『大リーグ=ボール養成ギプス』だ。

 

 なお、これと同時期にこの少年マガジンに連載されていた「あしたのジョー」も人気のスポ根マンガであるが、梶原一騎原作だった。

    深夜通信’20より

 

 

 

 

 ◆厳道峠(がんどうとうげ 山梨県) 高橋裕晴

・・新旧対照的なツリ橋のある一古沢に着く。そのツリ橋を渡って富岡の部落。道が急に細くなり勾配もきつくなる。それにプラスアルファーが凍ってツルツルになってい

 る。f:id:jcao:20201124062709p:plain

 

 普通でもガタガタうるさい我々の口っが、たちまちその度合いをます。「うちのおやじの頭に似てる。」「オレ、スケートやりに来たんじゃないよ。」「スベるのは大学だけでたくさんだよ。」・・