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サイクリングの楽しみ(1969年4月号)S44

◆伊豆の西風 天城峠  後藤 陟 

◆伊豆  天城峠・国土越・鹿路庭峠  佐藤 聖 

◆伊豆  戸田峠・船原峠  広瀬洋子 

◆東京から鎌倉への道  小上馬正和 

 

f:id:jcao:20180709214002j:plain200円 98頁

◆旧中山道 7  園尾哲郎

◆シクリスム概論 運動生理学 鳥山新一

 

オーダーメイド読本 第22回 オーダーに必要な基礎知識  有吉一泰

軽量車への挑戦  今野 仁

【巻頭】フォト ミニサイクルショウ

 

# サイクリングのいろいろな楽しみ 

    山に登る楽しみ  萩原慎一 / 寸暇を走る楽しみ  小上馬正和

    仲間と走る楽しみ  植原 健 / ふて寝の楽しみ  綿貫益弘

    峠を下る楽しみ  田中幸治

 

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・・遅れる私を待っていて呉れる仲間に気がついた。それも一度ではなく、わかれ道のある所ではその都度待っている。(中略)いや、それどころではない、登りのあるコースは、アキラメなければならない。(中略)

 

 そこで、私のサイクリングの方法を、この車(クイックエース)を使って下降専門とすることにきめた。・・(田中幸治氏の文章)

 

 

 

【どんな時代?】

 巨泉×前武ゲバゲバ90分!

 1969年10月から日本テレビで放送された大橋巨泉と前田武彦が進行役のバラエティ番組で、ハナ肇の「アッと驚く為五郎」や巨泉の「うーしししし」は流行語にもなった。

 

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  毎回150本とも言われた多くのショートコントを繋いでいくという演出手法は、「大人はコマーシャルの時間になるとトイレに行くが、子供は逆にコマーシャルの時にテレビの前に来る。なら本編はコマーシャルのような流れにすればいい」と言う考えによるものだった。

 

 冒頭のタイトルは、巨泉・前武がシルクハットとタキシードでパフォーマンスしつつ、その日に出演するタレントが都内各地を自らの名前のプラカードを持って行進するというものだった。


 基本的にコント55号以外のお笑いタレントは起用せず、小松方正、宍戸錠、常田富士男、藤村俊二、熊倉一雄、朝丘雪路、松岡きっこ、小川知子、ハナ肇など本格的な俳優・歌手を起用していた。また、コント55号も萩本と坂上を別々に出演させていた。

  ウィキペディアより

 

 

 

◆伊豆  戸田峠・船原峠  広瀬洋子 

・・私が自転車の番をして他の二人が寺を見物してくる。二人の帰りを待っている間に新婚さんを見ていて気がついたことは、顔やスタイルはそれぞれに違うカップルだが、服装が、申し合わせた様に似ているのには驚いた。

 

 男性はダークの背広で手に白いトランクとカメラをぶら下げている。女性はうすいピンクのワンピースには白い小さな帽子、黄色のワンピースには黒帽とデザインも似た様なものばかり。・・

 

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・・遅れた私を待っていた夫の前でまたもや転んだ私を見て、さすがの夫もあきれ顔で「仕方がないから教えてやるよ。じゃりのカーブを走るのはコツがあるんだよ」と、先にたってゆっくり走りながら教えてくれた。(中略)

 

 夫の言う通りにはしるとなるほど転ばないで走れる。(もっとはやく教えてくれればよいのにと少々腹が立つ。)・・ 

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