ニューサイクリング 図書館

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<メーカーを囲む> 栄輪業(1977年6月号)S52

◆アルプス スイス・8つの峠を越えて 安井 基、沢井一夫      

◆メルクスの5回の優勝で格を上げたレース  ピエール シャニー(本誌特約)

◆瀬戸 丸亀~本島~倉敷~真鍋島  綿貫益弘 

◆ポタリングと”木リム”  加藤 一 

 

f:id:jcao:20180711175002j:plain380円 124頁

◆床式ロードレーサー  樋口彰久

◆自作 22インチホイール スポルティーフ  中野自由

◆マファック カタログレビュー

◆サイクリストに対するアンケート ー乗車姿勢に関する意見調査報告②ー 

 

フォト 潮風の中で  高田健司 / サイクルショー’77スナップ

随想 親の原(長野県) 小上馬正和

風蓮湖(北海道) 湖辺に塩湿性植物  堀田一郎

 

#メーカーを囲む⑤  栄輪業                  

     橋爪秀夫(栄輪業水海道工場長)、赤松幹三(栄輪業技術部長)

     永嶋 聡(栄輪業)、長谷川弘(長谷川自転車商会)

     植原 郭(シクロサロンウエハラ)、高橋一博(シクロショップタカハシ)

     司会 今井彬彦

 

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  ・・世界で行われるいろいろなショウがあるわけですけれども、そこへ行って、とにかく陳列される10スピードクラスのものを見ていただくと、80~90%は当社のものが付いているというくらいに、ステムは世界に普及しています。・・

 

・・ロード用のホイールを見ると、みんな52×42とか、ギア比は大きいんですけれど(中略)

 

 52×42とか、54×42という歯数は本当にトップクラスの選手達で、やっと使いこなせるかどうかという歯だと思うんです。だから、本当いうと、大手メーカーでそういうのをスタンダードで出していくのは間違いだと思うんです。・・

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【どんな時代?】

 全米女子で樋口久子が優勝

 1977年6月、「全米女子プロゴルフ選手権」で、31歳の樋口久子はパット・ブラッドレー、ジュディー・ランキンと通算6アンダーに並んで首位で最終日をスタートした。 

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 前半、4バーディ、1ボギーとしたブラッドレーに対し、樋口は2バーディで、1打差とされてハーフターン。

 

 後半はブラッドレーが10番から3連続ボギーをたたいたのに対し、樋口も10、12番でボギーとしたが、13番から3連続バーディを奪って3打差をつけて突き放す。

 

 最終18番はティショットからラフを渡り歩いたがパーでしのぎ、「69」でプレー。最終的に2位に3打差の通算9アンダーで優勝し、日本女子プロがメジャー初制覇の快挙を達成した。

  GDOニュース  より  

 

 

 

◆ポタリングと”木リム”  加藤 一

・・今の若いゼネレーションの人たちは”木のリム”なんて!と笑うかもしれないが昔は日本の競技者はそれしかなかったのだし、もっと昔は、欧州でも純競技用のリムは木製だったのだ。

 

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 だから、戦前、戦後の我々競技者が探し回ったのは、フランス製の木のリムだったのである。もちろん日本でも作られていたし、いいものもあったのだが、そこはやはり今の若い人がカンパニョロに夢中になるように・・

 

・・ガラスのかけらでフランスリムの古いニスを落としたりするのは結構楽しいものだった。(中略)丹念に磨いてこれに新しくニスを何回も塗り、仕上げるのである。・・