◆今年のジロ・デ・イタリアを振り返って 宮沢清明
◆フランスサイクリング界の現状レポート ミシェル・ドロール
◆富士スバルライン タイムトライアル ー軽量車の限界をためすためのー
◆甲斐の山奥で ① 想田国博
380円 130頁
世界選手権プロスクラッチ決勝 先頭が中野(優勝)、後方が菅田(2位)
◆ピエール・シャニーの連載が休みの記 柴野邦彦
◆ピエール・ロック氏との会見記 馬越善通
◆止揚の空間 独断と偏見の峠論 御子柴慶治
◆これくたーというものは! ミニチュア 今井彬彦
フォト 十文字を越える(長野県) あすなはじめ
’77自転車競技世界選手権(ベネズエラ) 今井千束
房総の林道Ⅳ 「東大演習林専用林道」
バイシクル・ホリデー イン デンマーク 石崎敬三
秋の十里木(静岡県) 小上馬正和
奥美濃 小川峠(岐阜県) 両側から被さる山 堀田一郎
私のフランス遊記4 パリで逢った人達 今井彬彦
# 国産部品の現実と将来 座談会 部品論議をかえりみて(前編)
瀬尾正忠(セオサイクル)、市川博保(いちかわサイクル)
星野次郎(東叡社)、萩原 浩(アルプス)
井上重則(自振協技術研究所)、 司会 今井彬彦
ーそうすると、スポークの首の曲がりの長さが、現在あるフランジの厚さに合っていないということですか?
萩原:そうです。
ーそれは一体んだろう。
萩原:それは完成車メーカーの組立ラインの問題です。生産性というか、要するに自動組立ではうまくいかないんですね。
瀬尾:部品全体に言えるんじゃないの。スポークメーカーはスポークのことだけ考えていて、ハブとの関係を考えてないし、リムとの関係も考えてないし、・・
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【どんな時代?】
日本赤軍 日航機ハイジャック事件
1977年9月28日、パリ発東京行きの日本航空機が、中継地のインド・ボンベイ空港を離陸した直後、日本赤軍を名乗る男5人にハイジャックされた。
このあと犯人らは、日本政府に対して、600万ドル(約16億2000万円)の身代金と、日本で拘置中の政治犯など9人の釈放を要求、これに応じない場合は乗員・乗客151人を殺すと声明した。
これを受けて時の福田赳夫内閣は、超法規的措置をとり、犯人の要求を飲むことを決断する。このときの福田首相の「人の命は地球より重い」という言葉はよく知られる。
当時、諸外国ではテロ事件に際して強硬策を行使することが大勢となっており、このときの日本政府の対応については国内外から批判が起こった。
◆富士スバルライン タイムトライアル ー軽量車の限界をためすためのー
・・超軽量車を持ち寄り、タイムトライアルに挑もうという企画が先日行われた。企画の張本人は、過去に数度本誌に軽量車の製作記事を書いている今野義氏である。・・
牧野政彦氏の車:ヘッド小物はナイロン製に/チェンリングの歯を大胆にも1枚飛びに削り落してある。(重量6.8㎏)
長谷部雅幸氏の車:フロントチェーンガイドやボトム小物が軽合金/BBシェルに大きな穴を。(重量6.9㎏)
今野義氏の車:シャフトが飛び出した形状のペダル(写真)/ゴーチェのプラスチックサドル。(重量6.1㎏)