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’78世界選手権レポート(1978年11月号)S53

◆パリ~ブレスト~パリ(PBP)のこと  ミッシェル・ドロール  

◆私の自転車2 ー乗る事と作る事を通して見た私的自転車論ー  今井 義

◆フォト 木賊峠(とくさ 奥秩父) / 晩秋の大和路の日溜まりから  高田健司

◆国東逍遙 後編  御子柴慶治

 

f:id:jcao:20190110054002j:plain380円 132頁

◆世界選手権への長い道 第7回  加藤 一

◆世界選手権ロードレース(1) ピエール・シャニー

◆用語あれこれ -辞典と事典ー 今井彬彦

◆新版  自転車用語集 4 ハンドル・ブレーキ

 

サイクリングと写真 ー何を伝えるために撮るのかー  村上秋彦

奥瀞(三重県) 堀田一郎

ポケットカメラのこと②  原 明吉

礼文紀行(北海道)  栗原秀一

 

  # ’78世界選手権レポート 

  ■”寒い夏”を吹き飛ばす”熱い戦い”の12日間    鈴木泰夫

 

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・・日本の競輪がデモンストレーションながらも、初めて世界選手権という晴れの舞台に登場した。(中略)

 

    スタートして打鐘までの5周回半の整然とした走り方が何を意味するのか、理解に苦しむといった感じでピストに目をやっていた。・・

 

  ■世界選手権レポート 私が会った九人の女性  今井千尋

 

 

 

【どんな時代?】

 サラ金地獄

 サラリーマン金融は昭和38年に大阪で始まった。給料明細書、健康保険証、運転免許書などを見せれば無担保、無保証で簡単に借りることができた。

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 サラ金は都道府県知事への届出だけで営業ができたため、ピーク時の業者数は全国のソバ屋数と同じ4万社になった。暴力団も参入し、駅前にはサラ金の看板が乱立した。

 

 当時のサラ金は法的規制がなく無法地帯だった。そしてその裏には、人権を無視した過酷な取り立てがあった。業者の取り立てのすごさは常識を超えていた。

 

 昭和54年の警察白書には、苛酷な取り立てを苦に半年で180人が自殺、2203人が家出、12人が売春を強要されたと書かれている。そして「サラ金地獄」という言葉が流行語となった。

   クールスーサン氏のHPより

 

 

 

◆パリ~ブレスト~パリ(PBP)のこと  ミッシェル・ドロール  

・・パリ~ブレスト~パリは、世界でも指折りの自転車レースの一つに数えられていた。(中略)だが、パリ~ブレスト~パリは別の形態、即ちシクロツーリズムとしては今も生きている。(中略)

 

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 多くのシクロツーリストがプロと同じコースを辿るこのランドネに参加している。但し、常にランドヌール方式とオダックス方式があって、いずれかを選ぶようになっている。・・

 

・・オダックス方式は、グループが一団となって、キャプテンに誘導されて平均時速22.5キロで走る。(中略)グループはスイスの列車のような正確さで行動する。休憩のため20分間休む時、キャプテンはストップウォッチを押す。・・

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