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新春エッセイ すべった! 転んだ!! 落車した!!!(1983年1月号)S58

◆コンピューターがマシンを作る   荒井 正(マツダ自転車工場)  

【旧道を探る】4  旧東海道 掛川~中山峠~宇津ノ谷峠~静岡  薛 雅春

◆輪行  山根徳太郎      ※輪行のノウハウ

◆龍飛と小泊と十三湖と 3 津軽半島紀行  今井彬彦  

     

f:id:jcao:20180802202422j:plain480円 130頁

                    落陽(湘南) 薛    雅春 

米国サイクリスト気質  大内俊二

【巻頭】フォト 大地峠(山梨県) 薛    雅春

【この人・こんな話】未登録レースのチャンピオン  中村 仁さん(下の写真) 

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・・36才、この種の大会で連戦連勝、まごうことの無いチャンピョンであり、今や未登録者競技会でのシンボル的存在といえる。

 

 彼の走り方、彼の戦法、彼のパワフルなブッチ切りの力走による勝ち方が、そこに出場してくる多くの選手達の目標である。

 

 

 

 

 # 新春エッセイ すべった! 転んだ!! 落車した!!!             

    御子柴慶治、岡島伸平、木村陽一、棚瀬 延、松坂一利、山本 昌、

    八重樫昌子、山崎敏正、伊藤幸雄、森山直之、林 俊麿、加藤 一、

    尾方理絵、今井千束、薛 雅春

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・・直線の道を気持ち良く走っていた体がふわっと軽くなって、自転車が目の前から消えたと思った瞬間、腹這いに地面に叩き付けられていました。

 

 そして腕時計の鎖がちぎれて、目の前を一緒に路上を滑って行くのがみえ、私の体もすぐには止まりませんでした。何処まで行くのだろう、滑っていく路上しか見えないのは、とても恐怖でした。・・(山本  昌氏)

 

 

 

【どんな時代?】

 気くばりのすすめ(鈴木健二   講談社)

 第1弾は1982年9月に発売。この第1弾は単行本332万部、文庫本を含むと400万部以上の大ベストセラーとなった。 

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 「気くばりのすすめ」だけでなく「続・気くばりのすすめ」、「女らしさ物語り」など、1983年何冊ものヒットを飛ばした鈴木健二は、当時NHKのアナウンサーで、高視聴率番組「クイズ面白ゼミナール」の司会を務め、子供からお年寄りまで幅広い層に人気があった。

 

 「気くばりのすすめ」は社会で円滑に人間関係を保つための基本的な振る舞い方や言葉遣い、礼節などについての本だ。

 

鈴木は「私が書くのは常識以上でも常識以下でもない」と語っているが、その当たり前の「常識」が多くの読者の支持を得た。

     (以上、1946‐1999売れたものアルバム 東京書籍より)

 

 

 

 ◆龍飛と小泊と十三湖と 3 津軽半島紀行  今井彬彦

・・山がすぐそばまで迫り、海との間には一筋の道しかない風景になり、それと同時に、小さい坂を上ったり、下ったりすることが多くなった。

 

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 走っていると、何分かおきに、小さい漁村がぽつんぽつんと出てくるだけで、いかにもツーリングだな、という気分に浸ることができた。

 

 漁村があると、道路は町の家並みを避けて山側の崖を切り開いて小さなバイパスで村を通過するようになっていて、そのたびに旧道に入って村の中を走るようにした。・・

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