◆筑波4時間耐久レース イン スプリング’94 中植昌樹
◆まものたち 阪 秀樹、新田眞志
◆閑談 ツーリングあれこれ(下) 長谷川弘さん、萩原 浩さん
580円 90頁
【巻頭】フォト 1994国際サイクルロードレース
◆ツーリングエッセイ 峠 鹿島 栄
◆サイクリストなら気になるタイヤ IRCペーパーライト・プラス 山本秀男
◆NC道案内 56 赤城山周回コース(群馬県) 進藤泰弘
エッセイ風フォト紀行 廃村哀歌 写走派「風」
サイクルツーリストに役に立つかもしれないコラム 石丸英明
【クラブハウス】筑波大学体育会サイクリング部
# 天北の原野に舞う 高橋 巌
・・北海道の北部に位置するいわゆる天北(宗谷)地方のうち、オホーツク海に面した浜頓別町から猿払村へかけての風景は、
広いと言われる北海道の中でもとりわけ雄大な拡がりがある。まさに、日本では数少ない文字通りの「原野」に埋めつくされたこの地域(中略)
そして宿は、86年以来「トシカの宿」がすっかり定宿となっている。宿を通して地元の人たちとも付き合いが深まり、この地の変遷も目の当たりにしてきた。
鉄道も廃線になり地域の情勢は厳しいが、人々は元気で四季折々の天北原野の自然は変わらず美しい・・
※写真は現在の「トシカの宿 」ホームページから
【どんな時代?】
松本サリン事件
1994年6月27日に長野県松本市で発生した、オウム真理教教徒らにより神経ガスのサリンが散布されたテロ事件で、被害は死者8人、負傷者約600人に及んだ。
オウム真理教の道場を松本市内に建設することについて地主や地元住民と訴訟事件となったため、裁判所宿舎をターゲットにした。
この事件などでオウム真理教に嫌疑がかかってきたのを知った教祖の麻原らは、大事件を起こせば強制捜査はなくなるだろうと考え、地下鉄サリン事件を実行することとなる。
なお、当初、警察は、サリン被害者でもある第一通報者の河野義行氏を重要参考人とし、マスコミもあたかも河野氏が真犯人であるかのように印象付ける報道を続けた。
ウィキペディアより
◆ツーリングのすすめ 石原政雄(荒川サイクリングクラブ)
・・随分古い話になるが、現在の会社を紹介され面接を受けに出掛けたときのこと。「趣味はなんですか」という問いかけに、とっさに「自転車です」と答えたところ、「松戸ですか取手ですか」と聞かれて緊張したムードは一変、思わず吹き出してしまった。
面接に立ち会った工場長が常磐線沿線に住んでいたこともあって別のことを考えたあらしいが、「サイクリングをやってます」と言い直すと、「ほう、健康的でいいですネ(内心、変な奴が来たナと思ったに違いない)」という事でめでたく採用となった。・・