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五人乗りの自転車製作(1966年5月第23号)S41

◆マイヤールとユーレ社  杉野 安 

◆日本の自転車産業 自転車産業振興協会のリーフレットより

◆シクリスム概論ー自転車競技の基本ー  鳥山新一

◆スポーツ車、部品の寸法 フレームオーダーの要点  前田守一

 

f:id:jcao:20201010160807p:plain88頁 180円

 

【口絵】街で拾ったディスプレー

◆スポーツ車メンテナンス スポーク調整の方法  横尾 明

◆レース界の話題・特集

 自転車競技アラカルト メキシコをめざす選手たち

 

#五人乗りの自転車製作 板倉 修、鳥山新一、大越善則

・・私も五十を過ぎ、この辺で何か道楽の終止符を打たねばと大分前から考えておりました。それでは、今春の展示会に五人乗り自転車でも造ってやろうと、あれやこれやと一人頭をひねって居たのですが、

 

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今年の元旦に東叡社の打保梅治社長の浦和の自宅に新年の挨拶に行き、この五人乗りの構想を打ち明けた所、一声で「やりましょう」との返事で、自転車の道楽に掛けてはやっぱり彼は私の兄貴分、この道楽気があってこそ、日本一の東叡社を造り上げたのだと私は思っています。・・(板倉氏の文章)

 

 

 

【どんな時代?】

 笑点

 1966年に『金曜夜席』を受け継ぐ形で放送開始。番組名は、立川談志がヒットドラマ『氷点』をもじって命名した。

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 前半は落語や漫才、マジックなどの演芸コーナーがあり、後半にお題に対して噺家が面白おかしく答える大喜利が行われる。テーマ曲は中村八大作曲。

 

 大喜利司会者は初代が立川談志。それから前田武彦、三波伸介、三遊亭円楽、桂歌丸と交代し、現在は春風亭昇太。

 

 日曜夕方の放送ながら通常時でも15~18%台という高視聴率を記録。1973年には40%を記録したことも。

     ウィキペディア他より

 

 

 

 

 ◆マイヤールとユーレ社  杉野 安

・・私達は今、マイヤール社を訪ねようとしている。当社は数年前からマイヤール社との提携を行い、アトム・ノルマンディーハブを輸入し、当時日本に殆ど無に等しかった軽合金ハブを供給してきた。

 

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 当社がマイヤール社を提携の相手に選んだのは、マイヤールが大量生産を行っていて、フランスや全ヨーロッパ、全アメリカの有名メーカーの高級車にそのハブが使われていたからである。

 

 工員には6階級の技能テストがあり、それに応じて賃金が保証されているから、管理者は気をゆるしてまかせておいて良く、工員は自分の腕を上げて一クラス上の待遇を得るために努力し、従って精度の立派な製品がどんどん製作されることになるのである。・・

※写真はマイヤール氏のルネルスを持つ筆者

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