ニューサイクリング 図書館

ランドナー / 輪行 / 峠 / 地道 / オーダーメイド

’70春にアピールする各社自薦車種(1970年3月号)S45

◆ホリゾンタルレーサーの試作  今野 仁

◆マレーブル(可鍛鉄)のはなし  後藤  陟

◆丹沢・犬越路二題  山口達也 / 斉藤清志 

◆海外遠征余話 ここはどこなんだい!?  杉原鏘一郎

 

f:id:jcao:20201101165731p:plain200円 76頁 夜叉神峠で(原 明吉)

 

◆ランプ  小上馬正和

◆環状七号線を走る<この交通戦争の実態> さわだ  たけよし

◆古東海道を探る 中三浦の道  鎌ヶ谷騎 

◆旧中山道 米原辺り  園尾哲郎

 

◆’70春にアピールする各社自薦車種 2  今井彬彦

アルプス(アルプス)/リバーワン(市川サイクル)/ケルビム(今野製作所)/サンノー(山王スポーツ)/ウエハラ(シクロサロンウエハラ)/ペガサス(神金自転車商会)/エバレスト(土屋製作所)/トーエイ(東叡社)/ゼファー(東京サイクリングセンター)/ダザイ(パターソンズハウス)/ホルクス(横尾双輪館)

 

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・・前回はマスプロメーカーを取り上げたが、今回はいわゆるハンドクラフトに近い自転車をまとめた。かつてはこのような店は、せいぜい四、五社だったが、最近は少しづつ増えてくる傾向がある。原則としてオーダーを受けて、一台一台組み上げるもので、一台ごとに仕様や細部は違う。

 

 ただ残念なことは、最近バラエティーのある部品がだんだん不足になって、各社とも仕様の点では、ユーザーの要求に十分こたえられない嘆きがあるようだし、それだけに作る方にも苦心があると思われる。・・※写真はアルプス・クイックエース

 

 

 

 

【どんな時代?】

 ウーマンリブ

 子を産み育てる貞節な「母」にも、性的対象としての「便所」にもなりたくない。「母」も「便所」もともに男のイメージの中に生きる女、つまり「どこにも居ない女」です。

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 女の解放とは、そんな「どこにも居ない自分」からの解放だ……と書いたビラを集会でまいたら、女たちがわぁーっと取りにきてね。「時代を掴んだっ」って思いました。

 

 嫌いな男にお尻は触られたくないけれど、好きな男が触りたいと思うお尻はほしい。

 

 ○か×か対立させて考えるのではなく、矛盾した自分をまるごと肯定するところから出発する。それがリブの一番いいところだったのではないか、と思います。(ウーマンリブのカリスマ 田中美津インタビュー)

      婦人公論.JPより

 

 

 

 

◆丹沢・犬越路二題  山口達也 / 斉藤清志

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・・犬越路、戦国時代、甲斐の武田信玄が小田原の北条攻めの時、この峠を越えて相模側に侵入し、その時、軍犬を先頭にこの険路を通ったので名がつけられたという。


 東野着ー8時半。音久和からよりもここから林道に入った方が楽とのことで登り始める。林道はドロがすごい。650Bのガードももうすぐつまりそうだ。

 

 正面には大室山がドッカと腰をおちつけ、上の方はガスがたちこめ、下には神ノ川の流れが聞こえる。

 

 また工事をしている人に聞く。「まず自転車じゃ無理だろう」と言われる。これを聞いて、ますますファイトが出る。ヤルゾ!・・(山口達也氏の文章)

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