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峠を越えるツーリング(1970年7月号)S45

◆シクロスポルティーフについて(3) 沼 勉

◆ハブの分解・組立・手入れ  萩原慎一 

◆サイクリストから見た現在の人力飛行機に対する疑問  小上馬正和

◆輪行袋利用に関する二、三の論議

 

f:id:jcao:20201102051921p:plain230円 74頁

 

50㎞のダウンヒルが楽しめる中津川林道  高橋 宙

昔のランプ  小松崎均

 

#峠を越えるツーリング

■私が選んだ26の峠 高橋裕晴  ■権兵衛峠と杖突峠 小布施義雄  

 ■ヤビツ峠 佐々山厚  ■野麦峠  石橋芳夫  ■夜叉神峠 山田茂和    

  ■余地峠 春日照夫  ■雛鶴峠 斉藤清志  ■伊勢志摩の峠 奥田茂雄

 

・・「松姫峠」 名の通り、何かいわれのある峠であったが忘れてしまった。こんな近い所に、これだけの峠があるとは思わなかった。いわば、灯台元暗し的な峠であったわけだ。去年の初秋の夕暮れ時、この峠に立った。

 

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 あいにくの曇天。位置からすると、奥多摩方面はまる見えのはずだし、富士だって顔をのぞかせそうな気もする。

 

 ただ、暗い谷間に向かってころげ落ちるようなダウンヒルと葛野川の見事な渓谷美、これだけは自信をもっていえる。秋、もう一度、カラ松林が黄色に色づくころ、この峠の上に立ちたい。・・(高橋裕晴氏の文章)

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 【どんな時代?】

 藤圭子

 歌謡大会に出場した際に、音楽関係者の目に留まり上京、作詞家の石坂まさをと知り合う。1969年「新宿の女」でデビューすると、またたく間に一世を風靡し、独自の世界を築いて行った。

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 第2弾「女のブルース」もヒットを飛ばし、第3弾「圭子の夢は夜ひらく」で彼女のイメージを決定づけた。

 

 十五十六十七と 私の人生暗かった

 過去はどんなに暗くとも 夢は夜ひらく

 

 薄幸の歌手、藤圭子。その歌を小説家の五木寛之は”怨歌”と言った。

      BS-TBSより

 

 

 

 

◆ハブの分解・組立・手入れ  萩原慎一 

・・俗に虫食いと言って、ボールの当たっていた部分に小さい穴がポツポツ見えるものは、傷み始めてきたもので、取り替える必要がある。これはたいてい玉押しの方にできる。

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 なぜならば、玉押しとワンとでは、ボールの接触する長さを比べると、玉押しの方が径が小さいからである。これをそのまま使っていると、次にボールが傷み、次にボールがいたみ、その影響でハブのワンが傷み始める。そうするとハブを交換しなければならない。・・