◆紀伊半島 3泊4日の輪行旅 山下晃和
◆満願寺盛武殿の鵜の目鷹の目 前向きの趣味と後ろ向きの趣味
◆長谷川弘の私と自転車 今井氏のメカニックと鳥山氏のバッグ
800円 54頁
旧北陸本線跡をたどって(福井県敦賀市) 上野俊之
【追悼】小上馬正和さんを偲ぶ 今井千束
Go's Eye 自転車による観光振興
# 日本2周半、800日間の大旅行 北海道 道の駅 全制覇 久保田翔
・・旭川市の北、和寒(わっさむ)町から道道48号線で幌加内(ほろかない)町に向かうと、和寒峠が待ち構えている。
問題は坂の勾配ではなく、自転車のスピードが10㎞/hを切るとまとわりついてくる、小さな黒い虫だ。
払っても払っても顔の周りをグルグル回り、思い切ってスピードを上げてもすぐに追いつかれ、隙あらば耳や鼻の穴に潜り込もうとする。・・
※写真はJR函館本線の蕨岱駅 車両を改造した駅で、中には駅ノートが置かれ、チャリダーからジェアラー(JRを使って旅をする人)まで、全国の旅人が一言残している。
【どんな時代?】
15年ぶりの円高
2010年は円安で幕を開けた。日米の金利差拡大を背景に円売り・ドル買いが先行し、円は5月に94円の安値を付けた。
円安基調の転機となったのが欧州の動向だ。ギリシャの財政赤字が想定より悪化し、他の南欧諸国にも広がった。そして、「安全資産」とされやすい円に資金が流入する。
米国バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が8月に「経済見通しがかなり悪化した場合は追加緩和の用意がある」と言明し、円高基調に拍車を掛けた。
円相場は11月に一時1ドル80円に上昇し、15年半ぶりの円高・ドル安水準を付けた。
日本経済新聞より
◆滅びゆくものへ 日下不二雄
・・私は時々、どうしてあのときアルビーを選んだのだろうと考える。他の選択肢もあった。でもアルビーを選んだのはおそらく多くの先輩たちが使われていたからだと思いう。
でも先輩の中にはサンプレックスやシクロを使われている方もおられた。その中でアルビーを選んだのはアルビーを使っておられた先輩に敬服していたからだったと思う。
人間だったのだ。機械にも人間性が感じ取れ、使っている人にも人間性を見て、この時代の道具たちは輝きを放っているのだろう。・・