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この夏はここへ行く(1978年7月号)S53

◆世界選手権への長い道3 加藤 一

◆北上山地  綿貫益弘 

◆ミラノ⇒サンレモを追いかけて  宮沢清明

◆コッピの泣いたレース  ピエール・シャニーシャニー  

 

f:id:jcao:20180712182320j:plain380円 132頁

◆お医者さん達のレースとサイクリングの集まり  ミッシェル・ドロール

◆黒姫から戸隠へ  長塚進吉

◆高ボッチ(長野県) 堀田一郎

 

大峠(福島県)  横嶋隆二

落車  今井千束

ジロ・デ・イタリア途中経過速報  宮沢清明

 

# アンケート調査 「私はこの夏はここへ行く」           

 ■海外 イギリスのサイクリング界をこの眼で(山本克己)

 ■北海道 暑さを避けて、涼しい所へ(吉田文彦)、他

 ■東北地方 八甲田山必死の彷徨(山根徳太郎)、十三湖の想い出(田村陽一)他

 

f:id:jcao:20191128181118j:plain ■本州中部 郡上踊りに託された悲哀(萩原 浩)、

  なんとなく北陸(綿貫益弘)他

 ■近畿地方 紀伊山系の最深部(花田尊文)、

  女性的な山々の連なり(山田浄二)

 ■九州地方 旅をして想い出を残すために(高田健司) 

      ※イラストはタービタービさんによるイラストACから

 

 

 

【どんな時代?】

 古賀政男が死去

 1978年7月25日、代々木の自宅で急性心不全により死去、享年・73歳。その死から10日後の8月4日、王貞治に次ぎ、史上二人目となる国民栄誉賞を贈られた。 

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 古賀政男は昭和期を代表する国民的作曲家としての地位を確立し数多くの流行歌をヒットさせた。その生涯で制作した楽曲は5000曲とも言われ、「古賀メロディー」として親しまれている。

 

 代表的なヒット曲としては「酒は涙か溜息か」「影を慕いて」「人生の並木路」「丘を越えて」「東京ラプソディ」「ああそれなのに」「うちの女房にゃ髭がある」などがある。

 

 また、作曲活動の傍らで1959年(昭和34年)には日本作曲家協会を創設し、初代会長となる。この時に服部良一らと共に創設したのが日本レコード大賞である。

     ウィキペディアより

 

 

 

◆北上山地  綿貫益弘

・・ 峠の休屋で、またビールをやっているうち、ポツポツ来る。黄色いポンチョを被って牧場の牛を見に行くが、どうも寒々しい。時間はまだ早いのだが、合間を見て下る事にする。(中略)

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 みるみる下る。たちまち降りつける。案外大粒で、顔に当たると痛い。スピードが上がる。真中をしぶきを切って行く。

 

 雨も、良い加減濡れるまでは難儀だが、あとは構わない。ずぶ濡れで走るのも、たまには爽快である、と思って行くより仕方がない。・・

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