ニューサイクリング 図書館

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スプリンター 小嶋敬二(1991年3月号)H3

◆女性が訪ねて見たいバイシクルショップ 

◆尾鷲~熊野の海岸線をゆくR311(三重県)

◆出羽を巡る峠たち 2 栗子峠  三上 昭  

◆西上州早春賦  糟谷武彦 

 

f:id:jcao:20180904180312j:plain520円 116頁

 ◆私のアメリカン・バイシクルレース 戸田裕子

◆第2回国際自転車ショー 2月7~9日(幕張メッセ)  

◆私をとらえる魔物について 家中利一、新田眞志  

 

◆軽量ATBに乗る  リッチー P-23チーム 、クライン アティチュード

オールソップ ソフトサスペンションシステム 

情けない話 6 地獄の沙汰も「取説」次第? その2  御子柴慶治

 

自転車王国コロンビアレポート 8 野口 望

【クラブハウス】北大阪サイクリングクラブ(大阪市)

My  Wayside 婆娑羅峠  小上馬正和

自転車考 世界選日本大会に寄せて  服部四士主

 

# したら じゅん子 vs 小嶋敬二

 小嶋敬二選手:アマチュアの、スプリンターで1000mTTのスペシャリスト。’90年 1000mTTでは、全日本選手権1位、インカレ1位、世界選手権10位、アジア大会金メダル。日本大学在学中、石川県出身、20才

 

小嶋敬二選手

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 ・・小嶋:気づいたことがあるんですよ。世界選で1位、2位、3位だけは、スタートの時、息吐いている!って。後は全員、スタートで息吸っているんですよ。

したら:吐いた方が、力出るの?

 

小嶋:そのことを田舎帰った時に、科学技術研究所で聞いたんです、スポーツ医学をやっている。”スタート前に息吐いた方がいいんですか?”って聞いたら、吐くのは1秒たらずなんですよ、でも吸うには2秒かかる、って言うんです。

 

 それに、吸うには、吐かなきゃ、吸えないから、深呼吸して止めてから息吸っても、その息は入らない、吐いてしまってから吸った方が、肺の中に空気が入るんです。だから、スタートの時、吐いた方がいい、って言われました。・・

   

 

 

 

【どんな時代?】

 ラブ・ストーリーは突然に

 小田和正が書き下ろした『東京ラブストーリー』の主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」のCDシングルがリリースされたのは、ドラマの放送開始から約1カ月後の1991年2月。

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  発売1週間で100万枚を突破し、当時のシングルCD売り上げ記録を大幅に更新する270万枚の大ヒットとなった。

 

 1991年はバブル景気が終焉を告げ崩壊の足音が聞こえはじめた年だが、好景気の浮かれたムードはまだまだ残っていた。

 

 後に「バブルの象徴」とされるディスコ、ジュリアナ東京がオープンしたのも、この年の5月である。しかし、80年代とは時代のムードは確実に変わりつつあった。

     ブックバンより  

 

 

 

◆西上州早春賦  糟谷武彦

・・峠道は最後の難所に差し掛かった。身の丈以上の笹ヤブが続くこと数百メートル。ここを午前中最後の力をふりしぼって、押し切るのである。

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 ヤブが切れた、と思ったらそこが標高1257mの八倉(ようくら)峠だった。浅いザンゴウ状の小径が緩やかに乗越し、頂上から南側は白い雪に代わって、茶色の落葉がその表面を被っていた。

 

 すぐ左側には石仏と祠が一つずつ、僕らの到着を迎えてくれるかのようにこちらを向いて立っていた。・・