ニューサイクリング 図書館

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木曽路行(1967年2月第30号)S42

◆遥かな尾瀬  石川元之

◆上高地・美ヶ原  紀行  金子勝治

◆天草一人旅  今井彬彦

◆イタリヤ見聞録  高橋長敏

 

f:id:jcao:20201017033908p:plain100頁 180円 

【口絵】木曽路行  

◆佐久甲州街道紀行  加藤修司

◆夕暮れの鍋越峠をゆく  稲葉富士夫

◆ESCA(東日本学生サイクリング連盟)に望む  植原 郭

 

◆シクリスム概論 自転車競技の基本  鳥山新一 

◆スポーツ車メンテナンス ペダルの分解掃除  横尾 明

自転車アラカルト 新陳代謝

カンパニョロの新しい製品 カタログNo.15から

 

#紀行  木曽路行  原 明吉

・・にぎやかな木曽福島の町をぬけて街道に出ると、驚く程の静寂さが待っていた。交通量が少ないのだ。さてそれではと、1/4タイヤのクラブに乗った田中さんが、グンとスピードを上げ始めると、皆なソレッとばかりに後を追い始めた。 

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 寝覚の床の喧騒さからぬけ出てから三留野までは、午後の日射を体いっぱいに受けながら、皆な伸び伸びと飛ばしていた。背後に中央アルプスの峰々がそそり立つ、秋らしい気分のいい、豪快な下りが随分あった。・・

 

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【どんな時代?】

 頭の体操(多胡 輝著)
 多湖は旧制高校2年の時に終戦を迎えた。ヒットラ―は何故生まれたのか。多湖は戦争体験から人間の心理や集団催眠に興味を持ち東京大学文学部哲学科心理学に進学する。

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 多湖は精神医学や深層心理の研究を始め、36歳の時、心理学の一般読者向けの本、「読心術」を出版する。

 

 多湖は遊びを通じて頭を柔らかくしようとパズル本「頭の体操」を出版する。昭和41年「発売されるや僅か3か月で100万部を突破するベストセラーになった。

 

 「これしかない」という考え方は間違い。物事にはいろんな見方があることを訴え続けた。

    NHKアーカイブス人物録より

 

 

 

◆ シクリスム概論 自転車競技の基本  鳥山新一

 ・・スプリントレースは、スタートで先行した場合、自分は空気抵抗が大きいのに、後

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ろについた相手はペースの維持は楽で気分的にゆとりができる上に、空気抵抗が20%程度軽減できる。


 必然的にレース前半はノロノロ走りで相手を知る事と、トラックのカントを上手に利用したりして、瞬時にスパートできるように自分の位置、態勢を作りだすことが要求されてくる。

 

 若さと体力だけでは勝てぬところが「スプリントは体力よりもメンタルだ」と言われる所以である。