ニューサイクリング 図書館

ランドナー / 輪行 / 峠 / 地道 / オーダーメイド

女性用サイクリング車 (1969年10月号)S44

◆アメリカのサイクリングクラブ

◆美しいロードレーサーフレームへの追求  梶原利夫

◆一人で車種別に自転車を持つ シクロスポルティーフ  今井彬彦

◆信州紀行のうち秘境  柳久保池と過疎部落  今井彬彦 

 

f:id:jcao:20201029170338p:plain200円 84頁

 

◆オーダーメイド読本 文献  有吉一泰

◆古東海道を探る  鎌ヶ谷騎

◆旧中山道 木曽路の巻  園尾哲郎

◆イタリアの自転車レース(2) 鈴木正文

 

#女性用サイクリング車の設計  沼 勉

・・女性の場合、自転車の乗り降りはサドルの前方から行うのが常識ですから、トップチューブが邪魔にならないように下の方に取り付けられているような、いわゆる婦人車型フレームがフレームの型として有利なようです。

 

f:id:jcao:20201029202507p:plain

 すなわち、女性はどうしても身長が低いために立パイプの長さが短くなければなりません。

 

 しかし、ダイナモンド型などではかなり無理な設計をしても26インチ車の場合490ミリ位が限度ですので、一般に身長が150㎝では正しい乗車姿勢でダイヤモンド型フレームに乗る事は無理と考えられます。・・ 

                           ※写真はルネルスのミキスト型フレーム

 

 

 

 【どんな時代?】

 フランシーヌの場合 

 1969年3月30日日曜日、パリの路上でフランシーヌ・ルコント(当時30歳の女性)が、ベトナム戦争とビアフラの飢餓に抗議して焼身自殺したという小さな記事が新聞に掲載された。

f:id:jcao:20201126183114p:plain


 CMソングの作曲家でもあった郷伍郎がこの記事に触発されて『フランシーヌの場合』を作詞作曲し、新谷のり子が歌って発表された。

 

 当時は寺山修司の「天井桟敷」から生まれたカルメン・マキの『時には母のない子のように』が先行してヒットするなど和製フォーク・ソングの全盛時代だった。

 

 『フランシーヌの場合』も大ヒットして日本のプロテスト・フォークの代表作となった。

      ウィキペディアより

 

 

 

 

◆信州紀行のうち秘境  柳久保池と過疎部落  今井彬彦

・・書店歩きの時、ふと目についたのが「秘めたる旅路」と題したアンソロジーだった。早速買って読んだ中の、岡田喜秋氏の一文が「信州の盲点柳久保池」だった。内容

f:id:jcao:20201029204937p:plain

は筆者にとっては驚くべき事実を含んでいた。

 
 それは、この小さな湖が一晩で出来たということ、そして、その近くにあった10戸ばかりの部落のうち一戸だけが無傷のまま夜の内に、家の中の人も気づかぬ間に、高さにして200m、距離にして500m、その近所の地盤と共に音もなく移動したという事実だった。

 

 今から120年位前に起こったという善光寺地震の結果だった。・・

  (*゚▽゚)ノ  この記事の一部をお読みになりたい方はこちら