◆エディ・メルクス ２ ー彼の生活とレースと自転車ー 沼 勉
◆’73ジロ・イタリアの記録から 千葉洋三
◆八ヶ岳の裾野を行く 茅野～甲斐小泉～野辺山～三国峠 梓はじめ
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◆輪行サイクリングを目的とした自転車の製作手記１ 阿久津 勇（千葉大学CC）
250円 82頁
◆海と山と、小さなトンネル（和歌山県有田市） やまなか・ひでお
◆自転車に乗らないサイクリスト 独り言３ 小松崎均
続まとまらない話 綿貫益弘
カメラルポ 旧大内宿 堀越誠一
映画紹介「クレージーボーイ 金メダル大作戦」（フランス）
【巻頭】フォト 椿井峠（奈良県） / マイ パスハンティング 堀越誠一
西会津街道を行く 石山 裕
＃ ヨーロッパのスポーツ車を見る 5ヵ国・9社のカタログから
・・特にスポーツ車とことわるまでもなく、ヨーロッパのメーカーの主要製品はスポーツ車が主流で、それにミニサイクルが大きな流れとして上げられています。やはり注目すべきことは、、純粋なスポーツ車がほとんどで、フラッシャー付きなどは一台もありません。・・
キオルダ（イタリア）、ケッセル（ベルギー）、バタバス（オランダ）
ジタン（フランス）、メルシェ（フランス）、スーベリア（ベルギー）
プジョー（フランス）、モトベカン（フランス）、ラレー（イギリス）
写真はキオルダ
【どんな時代？】
金大中事件
1973年8月、東京都内のホテルに滞在していた韓国の野党指導者である金大中が白昼、何者かに拉致され、５日後にソウルの自宅付近で解放されるという事件が起こった。
金大中は朴正煕大統領の独裁政治に反対し、７１年大統領選挙に立候補して惜敗、民主化運動の理解を得るため来日していた。
犯行現場から韓国大使館中央情報部員の指紋が見つかり、当初から韓国政府の関与が疑われ、日本でも韓国政府による主権侵害に対する非難が強まった。
しかし韓国政府は一貫して関与を否定、日本政府も真相究明をそれ以上求めず、捜査は棚上げとなった。
＃ 峠越えのモノローグ 鈴木 徹
・・（妻が）「また行くの？」「え、こんどはどこの峠なの？」「まったくどうかしてんじゃないの？どうしてそんな峠なんかばっかり行かなきゃならないの？」「それもさ、わざわざ自転車なんかで。そんなもので行ったって、どうせ乗れやぁしないんでしょ？」「ほんとに理解に苦しむとは、このことね」
「あんな峠なんか行ったって何んにも有りゃあしないんでしょう。もう、勝手にしなさいよ」
そう、勝手にします。なに言ったってどうせ分かりゃぁしないんですから。（中略）
少し冷静になって考えてみる。なにが良くて、こんな峠ばっかり来なきゃならないか。峠の魅力という言葉はいったい何を指していっているのか。やっぱり分からない。
でも知っている。足が知っている。腕が知っている。そう身体が、峠の魅力を知っている。だから、今日だって体で峠を感じに出かけて行くんです。・・
イラストはしろまるんさんによるイラストACから
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